今月のQ&A(質問と答え)
生活習慣病予防健診について教えて下さい。
Q1 健診の種類・検査項目・本人の費用負担について、教えて下さい。
A1 健診の種類は、次のとおりで、実際の検査項目・本人の費用負担については、参考までに某県の一覧表を掲げます。
1.一般健診、2.付加健診(一般健診と併せての受診)、3.乳がん・子宮がん検診(一般健診と併せての受診)、4.肝炎ウイルス検査(過去にC型肝炎ウイルス検査を受けた人を除く)、5.生活習慣改善フォローアップ健診 この健診は、1年度につき1回、国から補助されるものです。年度内に2回目以降の受診を希望する人は、全額自己負担となります。
Q2 健診対象年齢に該当しない人が、健診を希望する場合は、どのようにすればよいのですか?
A2 希望する健診実施医療機関(以下、健診機関という)に、検査内容、費用などを、問い合わせて、直接健診機関に申し込みます。なお、これらの人には、国からの補助はありませんので、費用は全額自己負担となります。
Q3 健康保険生活習慣病予防健診は、どこで受けられるのですか?
A3 政府管掌健康保険生活習慣病予防健診を実施している医療機関については、管轄社会保険事務所にお問い合わせください。なお、この健診事業は予算の範囲内で行われているため、予定人員に達すると受けられなくなる場合があります。
Q4 健診は、どのようにして、どこに申し込めばよいのですか?
A4 まず、社会保険事務所から健診に関するパンフレットを送付してもらい、健診の内容等を確認するとよいでしょう。申込の手順は、次のとおりです。
1.健診受診の希望者を事業所単位でまとめます。
2.リーフレット裏面に「政府管掌健康保険生活習慣病予防健診実施医療機関一覧表」が記載さ
れていますので、希望する健診機関に予約状況を確認し実施希望日を予約します。
3.生活習慣病予防健診申込書に受診希望年月等必要事項を記入します。
4.社会保険健康事業財団都道府県支部に、書類を郵送します。
5.日程を調整した上で、健診機関から事業所宛に、健診日の通知が届きますので、指定された日に健診を受けます。
Q5 健診の結果、健康相談を希望する社員がいる場合は、どこに相談すればよいのですか?
A5 健診機関からの健診結果通知表で、指導区分が2または3(下記参照)と判定された人や健康相談を希望する人は、原則的には事業所を単位に、無料で保健師の生活習慣改善のための事後指導が受けられますので、社会保険健康事業財団都道府県支部に申し込みます。
《健診の指導区分》
指導区分1 この検査の範囲では異常なし
指導区分2 わずかに基準範囲をずれているが日常生活には支障なし
指導区分3 日常生活に注意を要し、経過観察の必要あり
指導区分4 要治療
指導区分5 要精密検査
指導区分6 治療中
| 種類 | 検査項目 | 受診できる人 | 本人の費用負担等 |
| 一般健診 | 1.問診・触診・身体計測 2.視力・聴力測定 3.血圧測定 4.尿検査 5.便潜血反応検査 6.血液一般検査 7.血糖検査 8.尿酸検査 9.血液脂質検査 10.肝機能検査 11.胸部レントゲン検査 12.胃部レントゲン検査 13.心電図検査 |
1.40歳以上の被保険者と被扶養配偶者 2.35〜39歳で生活習慣の改善指導を受けることを希望する被保険者 |
1.費用総額 18,144円 2.本人負担 6,820円 ※費用総額のうち 3.を本人が負担、残りを国が補助(以下同様) |
| 付加健診 | 1.尿沈渣顕微鏡検査 2.血液学的検査(血小板数、末梢血液像) 3.生化学的検査(総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、アミラーゼ、LDH) 4.眼底検査 5.肺機能検査 6.腹部超音波検査 |
一般健診を受診する人で、 1.40歳の被保険者と被扶養配偶者 2.50歳の被保険者と被扶養配偶者 |
一般健診と併せて 1.費用総額 27,552円 2.本人負担 11,520円 |
| 乳がん・子宮がん検診 | (1)乳がん検診 1.問診・視診・触診 2.乳房エックス線検査 (2)子宮がん検診 1.問診 2.細胞診 |
一般健診を受診する40歳以上の偶数年齢の女性の被保険者で受診を希望する人 | 一般健診と併せて 1.費用総額 23,782円 (25,756円) 2.本人負担 8,510円 (9,100円) ()は、40〜48歳の額 |
| 子宮がん検診 | 1.問診 2.細胞診 |
20〜38歳の偶数年齢の女性の被保険者で受診を希望する人 | 1.費用総額 2,100円 2.本人負担 630円 |
| 肝炎ウイルス検査 | 1.HCV抗体検査 2.HBs抗原検査 |
次の何れかに該当する人 1.一般健診を受診する人で、35歳、40歳等5歳刻みの人 2.広範な外科的処置を受けたり妊娠、・分娩で多量に出血したことのある人 3.一般健診でGPT値が36以上であった人 4.過去に肝機能異常の指摘を受けたことのある人 |
1.費用総額 2,247円 2.本人負担 670円 |
| 生活習慣改善フォローアップ健診 | 1.問診 2.計測 3.血圧測定 4.生化学検査 |
健診の結果、血圧、脂質、肝機能、代謝系の検査で指導区分が2または3と判定された人で、受診後3ヵ月以上生活習慣改善の努力を実践し、その成果の測定を希望する人 | 1.費用総額 5,796円 2.本人負担 570円 |
